ケミカルピーリングに注意
2019年08月23日
ニキビができて、ニキビ跡やクレーターができたりしたら、ピーリングがよいといわれます。
ケミカルピーリングというのは、薬剤である酸を使って表皮を溶かし、皮膚の古い角質を除去し、新陳代謝を活発にする上に、表皮の細菌の増殖を防ぐような働きがあります。
皮膚科やエステなどで行うことができるのですが、医療機関では専門医が担当するので、その人にあった薬剤を使用して適した濃度で医療行為をするのですが、エステでは低濃度で施術をしていくことになります。
しかし、注意すべき点があります。
肌を溶かす行為であり、やけどを伴い、痛みを感じることもあります。
赤く腫れあがったりすることもあったり、かゆみを伴うこともあります。
また、肌のバリア機能が失われ、皮膚が乾燥するようになることから、肌のトラブルになることもあるのです。
乾燥することによって、肌が硬くなり、毛穴が詰まりやすく、ニキビができてしまうという悪循環になってしまったりするのです。
ピーリングをした後に日焼けをするのもよくありません。
しみやそばかす、ニキビなどができやすくなるので、日焼け止めを塗って対処しなければなりません。
つまりその後のケアも重要になるのです。
そういったことからも、経験豊富な専門医に診てもらい、自分に合った薬剤と濃度にしてもらうようにすべきなのです。
ケミカルピーリングは一見、とてもニキビ肌に有効であるように思われますが、きちんと知識を持って医療機関を見つけて、日頃のケア製品を選んでいくようにするといいのです。
皮膚の弱い人には刺激があるものなので、よく専門医などと相談をしながら進めていくといいでしょう。
科学的に行うものなので、自分に合うかどうかをじっくりと考えるようにしましょう。